先日、子供達が夏休みということもあって、思い切って明治座に講談を聞きに行きました。
中一の子供が、ラジオを聞いて興味をもったとのことで、チケットを購入しました。
「阿武松緑之助」の講談で、その名のとおり、寛政の時代の相撲取りですが、阿武松があまりの大食漢の割に出世が遅いので、武隈部屋を破門となって故郷にも帰れないために自害を決意。「この世の名残に」と入った飯屋でその食いっぷりを主人から見込まれて、錣山部屋に入門したという話でした。
観客を飽きさせない語り口が、‘一見さん‘の私達でも楽しんで聞くことができました。
子供が興味のあることに、直ぐに触れさせる、体験させることで、自分にしかできないことは何かを見つけて欲しいと思う今日この頃です。
埼玉本部 武井