皆さま、「相馬野馬追」をご存じですか?
相馬野馬追は、福島県南相馬市で行われる国の重要無形民俗文化財で、甲冑に身をかためた約400騎の騎馬武者が、腰に太刀、背中に旗指物をつけて野原を駆け疾走する時代絵巻さながらの行事です。
この行事の謂れは、1000年以上前、平将門が現在の千葉県北西部に放した野馬を敵兵に見立て軍事演習に応用したことがはじまりでその捉えた馬を神馬として氏神に奉納したそうです。その後、相馬重胤が現在の福島県南相馬市に移ってからも代々の領主がこの行事を伝承し、野馬を奉納して神事として行われてきました。昨年まではコロナで規模を縮小していたそうですが今年は7月23日(土)~7月25日(月)にわたり通常開催されるそうです。
最大の見せ場は甲冑競馬と神旗争奪戦で、元競馬馬たちが騎馬武者を乗せて疾走する姿は大変迫力があるそうです。
福島県出身の私の父も未だ見たことがないというので、今年は観覧チケットを購入して家族で見学に行ってきます。観覧した感想は是非またの機会に……。
埼玉本部 瀬島