この頃、若いお客様とお話をする機会が増え、物事の考え方や見方が変わってきているように感じる。
結婚はしなくてもよい、したくないという人たちの増加。
持っていることがステータスとされていた車は、田舎以外であれば費用も維持費もかかるからと必要としない若者の増加。
一家に一台というものであったテレビは、「NHKの受信料を払いたくない」「番組が面白くない」といった理由からテレビを保有する家庭の減少。
これらは話を聞いた数あるうちの一部である。
このような傾向の背景には景気の悪化が一つの要因ではないだろうか。
自分の収入が少なくなれば心に余裕がなくなり、人々の思考は感情的ではなく合理的になっていく。
購入するものに取捨選択を行い、面白いことも素直に楽しめなくなり、自分の生活を優先してしまう。
ひいては結婚にも消極的になってしまっているのではないだろうか。
このような変化に陥っている中、追い打ちをかけるように増税が続いていくことに、不安を感じずにはいられない。
茨城本部 青柳