タイトル通り2040年の日本の現実を予測する本で、AI、5Gから6Gへ、自動運転などテクノロジーの発展のすばらしさを説くとともに、人口減少、老人だらけ、増え続ける社会保険料、少なくなる年金、危ぶまれる退職金など、それ以上に悲観的な将来も示してくれます。個別の内容として目新しいものは少ないですが、近い将来何が起きるのか、手軽に押さえることができます。
著者によると、テクノロジーの未来だけが明るいとのこと。そのため未来に対して楽観的だとのことで、これから起こるテクノロジーの進化によって、私たちの生活はますます便利になる一方、時代の変化についていけない会社や個人は取り残されてしまうと感じてしまいました。来るべき未来を予測しながら、これまでの常識を疑い、新しいものを受け入れる姿勢を持つことが大切だと感じた本でした。
埼玉本部 秋元