2016.03.22
倉敷市にある大原美術館の所蔵品が六本木の国立新美術館で公開されている。 一人の実業家と一人の画家の熱意が産んだ私設美術館。最も著名なエル・グレコの「受胎告知」を始めとする名画の数々。 ルノワール、モネ、モロー、ゴーギャン、ロートレック、モディリアーニ、ドガ、フジタ…これらの作品が、否、西洋美術の絵画の収集と展示が民間人によって倉敷市と言う地方都市から始まった。 そこにある意義を感じながら接する名画との会話を楽しむ。そんな時間も悪くはない。 東京本部 本多