昨年、69年ぶりにデング熱の国内感染が確認されました。大きな話題となりましたのでご存じだとは思いますが、デング熱は蚊を媒介として感染するものです。蚊に刺されてから3~7日程度で高熱のほか、頭痛、目の痛み、関節等の症状が見られれば、デング熱の可能性もあるため、早めに医療機関を受診するように、厚生労働省が注意を喚起しています。
現在はデング熱に対する特効薬は実用化されていないとのことですので、蚊に刺されないことが大切になります。そして、蚊に刺されないためには、以下のような予防を行うことが大事だと言われています。
・野外で活動するときはなるべく肌の露出を避ける。
・虫よけ剤を利用する。
・蚊が屋内に入らないように、窓の解放は控え、網戸やエアコンを利用する。
・蚊の繁殖を防ぐため、鉢植えの皿の水を放置しない。屋外に放置された空きビン・空き缶、ペットボトル、古タイヤなどは撤去する。
以前と違い、「たかが蚊」ではなくなってしまいました。
皆様もご注意ください。
東京本部 小林