今年も桜が満開の季節となりました。
今週末はお花見に行きたいところですが、昨日今日とあいにくの雨で桜が残っていてくれるでしょうか。
毎年、とりあえず1回は桜の名所に足を運びますが、なかなかいい具合に咲いていてくれないものです。それでも、1度だけとても印象深い年がありました。
千葉県市川市 国府台駅から30分ほどのところに、里見公園という緑地があります。
昔の古戦場で、特に目立ったモニュメントもなく、普通の遊戯施設しかない静かな公園です。そこに200本以上の桜の木が植えられています。
訪れたのは、園内の桜が満開で、しかも非常に風の強い日でした。そのため風に散らされた桜の花びらが上から降ってくるのはもちろん、いったん散って土の上に落ちたたくさんの花びらがまた舞い上がるのです。それで時々、まさに空も、地面も、空中も桜吹雪のような状況になり、まるで夢の中にいるかのような感じでした。
人もまばらで、園内には普通に遊びにきた数人の人しかおらず、ゆっくりとお花見気分にひたることができました。
また、あのような光景を見られればいいなと思っております。
東京本部 牧野