私、遅ればせながらスマホにしました!買ったばかりの頃は、慣れないせいか使いづらかったものの、最近は便利さが分かってきました。
道に迷ったらカーナビ並みの正確なナビゲーションに、デジカメ並みのきれいな画質の写真、そしてプリクラ以上の画像編集機能と、YOUTUBEの自動再生機能やら、ハイクオリティのゲーム、ツイッターにラインとこれら全てが無料で使用できるなんてすごいですよね。今まで別々のハードで使用していたものがスマホひとつで出来てしまう・・・本当、ドラえもんの時代が到来したような気分です。
しかし、スマホを買う時に悩んだことが。どの機種にしようか、ということ。似たような機能ばかりでどうしても見た目のデザイン重視になりがちです。電気屋さんのお兄さんは、優先順位を決めるとおのずと決まってきますよ と言ってました。
そう、この似たような機能!これこそが今話題の「特許戦争」ですよね。アップルVSグーグルの各国における訴訟の嵐。裁判を有利にする為にわざわざ、自国以外で訴訟している会社もあるほどです。特許侵害はよくある話ですが、私が注目しているのは、結局アメリカ同士の訴訟ということです。
スマホは今や生活の一部どころか大部分を占めるようになりつつあります。これはもはや、スマホを使いこなすことからスマホに支配されてしまうのではと恐怖に感じることすらあるわけです。全くもって単純な考え方とは思いますが、スマホの開発はアップルとグーグル。ともにアメリカ出身。イコール世界の中心はアメリカ!?と、気づかされるのです。やはり、アメリカの勢力にはかないませんね。
一方、日本といえば、ガラパゴスケータイが有名ですが、これが日本の強みでもあり最大の弱みでもあります。自国で発展することで、機能はどんどん進化していく。しかし、海外でこれが通用しない。今の時代ではこれでは通用しなくなってきましたよね。今や世界基準というものが最優先になっているのではないかと思うのです。いわゆるスマホの世界基準が必要になってます。
その世界基準はもはやアメリカのものとなっており、日本の入る隙間がなくなってきています。現に、日本でもiphoneやギャラクシーを販売していて日本のメーカーの割合がどんどん狭まってきています。その結果、メーカー側のケータイ部門からの撤退がありましたよね。せっかくの日本で発展してきた機能があだとなり、世界進出どころか日本での活動すらできなくなってしまったわけです。
日本には昔から思いやりを仕事で示し、それが評判となって「MADE IN JAPAN」というブランドを確立しました。これを海外で生かさずして何の意味があるでしょうか。ガラパゴス化した機能をどのように生かすかにもよるとは思いますが、残念なことに、今の日本には世界進出するだけの元気やバイタリティーがありません。
いつか「日本の開発したスマホが一番使いやすい」といわれるような時代がきて、「MADE IN JAPAN」の良さや中国や韓国に、そしてアメリカに負けない国になってくれたらいいのになと思いました。
茨城本部 岡田