10月31日は、古代ケルト人の大晦日で、祖先の霊を呼び戻し、ともにやって来る悪魔を追い払うお祭りでした。日本のお盆にあたります。
現在では、アメリカなど欧米諸国に広まっているお祭りで、宗教行事というよりは、イベントとして楽しむものになっています。
ハロウィーンと言えば、「トリック・オア・トリート」、かぼちゃのランタン、お化け・魔女・黒猫などの仮装です。
アメリカなどでは、お化けなどに仮装した子どもたちが近所の家を訪ねて「トリック・オア・トリート(お菓子をくれないと悪戯するぞ)」と言って、お菓子をもらい歩きます。
日本でも各地でハロウィーンの飾り付けがされ、イベントが催されています。JR川崎駅前の「カワサキ・ハロウィン」では、3500人による仮装パレードが行われ、約10万人の人出があるそうです。
テーマパークでも参加できる仮装パレードや仮装コンテストなどが行われ、アトラクションがハロウィーンバージョンになったり、お菓子がもらえたり、ハロウィーンの楽しい雰囲気が味わえます。東京ディズニーランドでは2000年からイベントが始まり、今やクリスマスのような盛り上がりを見せています。
ホテルでは、限定の宿泊プラン、レストランでは限定メニューなどがあり、スーパーやコンビニでもかぼちゃの飾りやお菓子が並んでいます。
我が家も毎年、ハロウィーンパーティや仮装パレードに参加したり、グッズを購入したりして楽しんでいます。
クリスマス同様、定着してきたハロウィーンですが、日本での経済効果は、クリスマスの10分の1、バレンタインデーの半分の約600億円だそうです。やはりプレゼントに使われるお金は大きいということでしょうか。
京都本部 脇田