優和スタッフブログ

~お彼岸~

「彼岸(ひがん)とは、煩悩を脱した悟りの境地のことで、煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、向う側の岸「彼岸」と言うそうです。
「彼岸会(ひがんえ)」は、雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のこと。又、この期間に行われる仏事のことで、暦の上では最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」。俗に、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目、六波羅蜜を1日に1つずつ修めるためとされている。」との事です。
六波羅蜜とは、布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧という事です。
難しい言葉であり実践することは、もっと難しい事です。
 日本の四季はすごいもので、どんなに暑い夏でも寒い冬でも、秋にお彼岸には、彼岸花がちらほら咲き始めていた。その彼岸花を見て、あ~お彼岸だな~と感じ、お墓参りはいつにするか、家族で調整するという毎年だった。
子供が中心になり、お墓やその周りを清掃し、手を合わす。そんな風景が、お墓で、あちこちに見られる。そして、お墓で、他の家族構成の変化を垣間見る事があり、先祖さんが、その姿を見て、やさしい顔をしているだろうな、そんな話をしながら、ほのぼのとした感じで、岐路についている。子供達に引き継がせねば、そんな思いである。
京都本部 下田
                    


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