5月もゴールデンウィークを迎えたと思ったら、はや半ばに差し掛かろうとしています。
3月11日の東北大震災からちょうど2ヶ月になりますが、日本国内では政治や経済などでいろんな動きがあったように思います。
松山には道後温泉周辺にたくさんの宿泊施設がありますが、そこに勤める友人に聞くところによると、自粛ムードで未だ嘗てないくらいキャンセルが相次いだということでした。
また、千葉に住む中国人の友人は福島第一原発の状況を見て、震災の1週間後には中国に一時帰国していました。
ほんの数分間地面が揺れて津波が襲ってきたことにより、今までの生活や多くの人の人生が一瞬にして変わってしまったことに、改めて事の重大さを実感します。
今週、東海地震の震源域に位置する浜岡原発が政府の要請を受けて運転停止の決定をしましたが、愛媛県にも伊方原発があります。
伊方原発も四国を横断する活断層の真上に建っていますが、おそらく地震が起これば危険に晒されることになると思います。
日本の安全神話が崩壊した以上、今後生活の豊かさを求めるのか、それとも生活の安全を求めるのか、真剣に考えなければならない時期に来ているのかなと思う今日この頃です。
松山本部 西川肇