優和スタッフブログ

ペイ・フォワード

「世界をよくするにはどうしたらいいか」
社会科の授業でこの課題を与えられた一人の少年は、あるアイディアを思いつく。それは、一人が三人の人に見返りを期待しないで親切な行いをする。そしてそれを受けた人が、お返し(ペイ・バック)をする代わりに、次の三人に親切な行いをする(ペイ・フォワード)。こうして、一人のした親切な行いが広がってゆき、人類が幸せになる、というものだった。
これは、映画「ペイ・フォワード」の内容で、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、この映画に関連して、「きっと、よくなる!」の著者である本田健さんは、その本の中でこのように書かれています。
「日々の生活の中で、淡々と幸せや喜びの種を蒔いて花開かせていくことが、世界に喜びと幸せを広げる一歩かもしれません」
都市部に住んでいる一人の人間は、1万人から2万人の人に心理的に影響を与えているというデータもあるそうです。そう考えると、私たちは誰もが、それが良いものであれ、悪いものであれ、日々必ず何らかの形で「ペイ・フォワード」を実践していると言えるのではないでしょうか。
私のような活動範囲の狭い人間が、1~2万人に影響を与えているとはとても考えられませんが(笑)、一人ひとりが自分の「ペイ・フォワード」を変えていけば、世界はもっとすばらしくなるかもしれない、なんて考えながら、申告繁忙期後の中だるみを過ごしているのでした。
松山本部 坂野


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