優和スタッフブログ

落雷

私の地元である京都伏見区の醍醐寺にある准胝(じゅんてい)観音堂が8月24日の落雷が原因と思われる火災により全焼しました。この准胝観音堂は平安時代の貞観(じょうがん)18(876)年の創建と伝えられ、昭和14年の火災で焼失、43年に再建され文化財指定を受けたものではありませんが西国三十三カ所観音霊場の第十一番札所として知られ、父が文化財保護の仕事に携わっていた関係で幼いころに連れて行ってもらった思い出の場所であり、その前で撮影した写真も残っていました。准胝観音堂の火災発生時は京都で雷注意報が出されており相当の雨も降っていました。自宅の近くを消防車が通過したのでどこかで落雷による火災があったのだなと思っていましたが、翌日の新聞を見て少し切ない気持ちになりました。これもまた生活環境の快適さを求めたことによる自然の変化の悪影響なのでしょうか。
京都本部 MK


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