自衛隊は走行しながら200人分の炊事を45分で完了できる「野外炊事車1号」という名の名前そのままのトレーラーを所有しています。
阪神・淡路大震災のとき、この炊事車両を87両、33箇所に炊き出し所を設置し、総計57万7000食の食事を提供しました。
また、「野外入浴セット」という持ち運び自由の浴場設備もあり、合計21ケ所に24セットの仮設浴場が運営されのべ5万人が利用したとされています。
しかし、「野外入浴セット」を公衆浴場として使用するには「公衆浴場法では循環式の浴場しか認められない」という法律のため実現は地震発生後1週間後となり、
かたや震災後約1ヵ月後にテレビが取材した食事風景を見た人から冷たい食事しか取れない被災者に不公平だと苦情がでて
炊き出し中止を神戸市が求めてきたといったこともあったそうです。
いろいろな意味で驚かせてもらいました。
東京本部 本多