先日、大阪・京都へ遊びに行きました。伊丹空港から梅田までのリムジンバスの中での出来事。私の後ろの座席に、おじいちゃんと孫のような男性2人が座っていました。聞こえてくる話では、おじいちゃん77歳。若い男性は24歳。全くの他人で、たまたまこのバスで乗り合わせたようです。おじいちゃんの昔話やら、若い男性の仕事の話やら、コテコテの大阪弁で話すおじいちゃんと、とても耳心地のよい抑揚で標準語を話す若い男性の楽しいおしゃべりは約1時間続きました。そして最後に「おじいちゃん、長生きしてくださいね」 「若いお兄ちゃんと話したから10年は長生きできるよ」と言ってバスを降りた2人。まるでドラマの1シーンを見ているかのような心温まる思いで、私の大阪・京都食い倒れツアーは始まりました。
大阪では、たこ焼き・どて焼き・串かつ・ラーメンと庶民の味を楽しみ、京都では、ちょっと贅沢に三嶋亭のすき焼きを堪能しました。少しは京都らしいところも見物しようと八坂の塔へ行きましたが、ここでもまた「かさぎ屋」という甘党屋さん(これがめちゃめちゃおいしい)でぜんざいを食べました。滞在時間23時間でしたが、寝る間も惜しんで、食べて、食べて、歩いて、歩いて、お腹パンパン・足パンパンで私の楽しい旅行は終わりました。
さて、最後に思った事。関西の人はどうしてあんなに早い速度で、あんなにいっぱい歩くのでしょう?帰宅した私の足は、ボロボロでした。
松山本部 大場