先日、PS3が発売されました。2日間の販売台数が8万8400台だったとか、完売する店が続出する中でオークションでは倍以上の値で取引されているとか、いまだ話題が絶えないところです。テレビのニュースでは、PS3を買い求めるために販売店に徹夜までして並んで、寝袋で熟睡しているサラリーマンまでいました。なんでも、仕事が終わった後、スーツ姿のままお店まで駆けつけたとか。各メーカーも年末商戦に向けて新商品を投入するらしくゲーム業界は今後も加熱していくようです。
そんな私は、今でこそゲームにまったくと言っていいほど興味がありませんが、20年前にもなると話は別。バリバリのゲームっ子でした。いわゆるファミコン世代です。学校が終わると自宅で友人宅でゲームに熱中したものでした。
つい先日、某中古雑誌・中古ゲーム店で当時のファミコンソフトが105円で売られているのを見て、ファミコン本体も持っているし、懐かしさのあまりついつい買ってしまいました。覚えている方もいるかもしれませんが、86年発売の「ファミリースタジアム」。今の最新ゲームは画像にしても音楽にしてもビックリするくらいリアルなもので高性能、それゆえ現実とゲームのバーチャルな世界が混同し、それが引きがねになって事件や事故が起こるのも珍しくありません。それに比べ、当時のゲームは迫力も臨場感もないかなりチープな印象ではありますが、それでもあの頃は熱中した記憶が懐かしく感じられ時間を忘れて当時のゲームに没頭してしまうのでした。
松山本部 清家