今年もはや10月になりました。夏の暑さもやわらぎ幾分すごし易くなりました。
10月6日は十五夜です。私は一足早く先月に「お月見」をしてきました。この十五夜に欠かせないのが「月」と「ススキ」です。ススキは秋を代表する植物の一つです。別名、尾花(オバナ)ともよばれ、秋の七草の一つですよね。その名は「すくすくたつ木」とか、神楽に使われる楽器のための木という「スズの木」から来ているといわれているそうです。
又、ススキによく似た「オギ」という植物があるのを知っていますか。オギは茎が細いので風にそよいで音を立てるため、「萩の声」という秋の季語にもなっています。更に神様や霊魂を招く「をぐ」という言葉に似ているため「オギ」の声は「神」の声とも言われています。
ちょっと落ち着く秋の風景。皆さんもちょっと一息されて、スローライフ的な時間を過ごされては如何でしょうか。
松山本部 野上