地元のとある回転寿司へ行った時のこと。
この回転寿司は全国展開しているチェーン店で、新鮮で質の良いネタを提供してくれ、店構えも立派で、店内の清掃も行き届き、とても快適なお店です。
従業員も皆礼儀正しく、お客が席に着く際はスタッフ全員が体を向け、店内に響き渡る大きな声で「いらっしゃいませ!」と迎えてくれ、帰る際も全員で「ありがとうございました!」とこれまた全員で深々とお辞儀をして見送ってくれるのです。
配膳ロボットも回転寿司仕様で、ハチマキをして大きな目をクリクリさせ「セイヤ!セイヤ!」と掛け声をかけ、忙しそうに店内をクルクル回っています。
とても活気があり、お祭り気分にもなれて気に入っており、時々利用しています。
そんな回転寿司へ先日行った際、大きな変化がありました。
なんとスタッフの8~9割が外国人に代わっていたのです。
皆、テキパキと動いていましたが、やはり言葉の問題もあり、いつもの威勢の良い言葉の掛け合いは少なく、注文したものと違うお酒が届いたり、冷たいままの汁物が提供されたり・・・。
原価高騰、人件費アップ等経営面の影響もあるのかと、ふと考えてしまいました。
ネタの鮮度や味を落とすわけにはいかず、実習生等の活用で削れるのは人件費かと・・・。
それにしても以前までいた大勢の日本人スタッフはどうなってしまったのだろう・・と心配になってしまいました。まさかリストラ?
近い将来、外国人やAIロボット等の活用で、今後の日本経済での雇用競争も増加しそうとは思っていましたが、こんなに早く地元の回転寿司でも・・・と、ちょっと不安と寂しさを感じた日となりました。
埼玉本部 眞中