中古車販売業の関与先様が、価格高騰や中古車品薄で思うように仕入れができない・・・と嘆いていらっしゃいました。
確かに、店頭での台数も以前より減っています。
中古車の競売価格は8月は前年比29.1%となり、27カ月連続で前年を上回っているようです。半導体不足や中国のロックダウン等の供給制限を背景に、新車生産が停滞し納車待ちが長期化。
入手を急ぐ消費者が中古車に殺到しており、中古車価格が新車価格を超えるケースも散見されます。
また、下取りが出回らず中古車が品薄となっていることや、円安により海外からの日本車需要が増えていることも、中古車の争奪戦に拍車をかけています。
すぐに手に入れたい人へ高額で転売しようとする動きも、中古車の価格高騰を助長しています。
中古価格の正常化には、半導体などの供給制約の解消や円安の修正を待つしかなく、なお時間を要しそうです。
改善される日が早く来ることを願うのみです。
埼玉本部 眞中