今年、「熱中症警戒アラート」の運用が始まりました。熱中症アラートは、気象庁と環境省が連携。熱中症の危険があると予想した日の前日夕方と当日早朝の2回、都道府県や地域ごとに発令されます。昨年、関東甲信の1都8県で試行され、今年4月28日から全国運用されました。
アラートの発令基準は、「暑さ指数」が33以上。暑さ指数は気温1、湿度7、放射熱2(日差しを浴びた時に受ける熱や地面、建物、人体などから出る熱)の割合で算出します。
重視されるのは湿度。湿度が高いと汗が蒸発しにくく、熱をうまく放出できず熱中症になりやすくなるからです。
新型コロナウィルスの感染拡大により、マスクを着用する機会が増えています。心拍数や体感温度が上がりやすくなるので、より一層の注意が必要です。
皆さん、熱中症にはくれぐれも気を付けて、元気に夏を乗り切りましょう!
埼玉本部 眞中