優和スタッフブログ

2013年 4月

「あなたの会社の決算書を診断させて下さい」

 昨年の2月に「中小企業の会計に関する基本要領」というものが発表されました。これは、中小企業の会計に関する検討会(事務局:中小企業庁、金融庁)が、中小企業の実態に配慮し、多くの中小企業で利用可能な会計処理方法として策定した中小企業向けの会計ルールです。
 かねてより上場している大手企業に比べ、中小企業の決算書については、その表示区分等に対して拘束力が弱く、比較可能性の観点から問題点があるとの指摘がありました。
 特に金融機関では、融資する際の評価基準として、もちろん決算書の内容を重視するものの、例えば本来固定資産に該当するものが流動資産に計上されていたりと、会社の適正な評価がしにくい状況でありました。
 従来より「中小企業の会計に関する指針」というものが存在しておりましたが、中小企業への反応は鈍く、とある金融機関の融資担当者からは、ひどい時は融資を有利に運ぶために、実際には内容を理解せず、適用していないにもかかわらず、「適用している」と明記することもあるという話もよく聞きます。
 では、何故、そのような状況に陥っていたのか。その大きな原因として中小企業の決算書を作成する税理士側に問題点があることも多いようです。
 中小企業の決算書は基本的に顧問税理士が作成することが大半であると思います。しかし、未だ多くの税理士が決算書を税務署のために作成することに重点を置いていることが現状です。
 本来、決算書とは会社の適正な財政状態及び経営成績を株主や利害関係者に開示するために作成するものです。会社を経営した結果が明確に数値化されていない決算書に果たしてどのような意味があるのでしょうか。
 当社、税理士法人優和では、このような問題点が発生する以前から決算書の重要性をお客様に説明し、適用指針や基本要領といった基準ができても既にそのルールにのっとている決算書を作成しております。
「あなたの会社の決算書は大丈夫ですか。」
 会社の決算書の内容に不安をお持ちの方がおられましたら、ぜひ、当社、税理士法人優和に決算書の診断をさせてください。
 なお、普及活動の一環として、税理士又は税理士法人からその準拠を確認するチェックリスト等が提出された場合において、信用保証協会の保証料率の割引が認められる制度もはじまっているようです。
 この機会にぜひ、一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。
京都本部 太田芳樹


まだまだ2年

お茶畑の崩落の映像を見て、まだまだ終わっていないということを改めて考えさせられました。
世の中は、アベノミクスだの大企業の業績回復のニュースが流れています。一方福島原発は、ねずみ一匹のために、電源ダウンという危ない状態、トンネルの崩落、茶畑の崩落、あの揺れの歪は、まだまだあるのだと考えました。
 一方政治は、靖国参拝に関する中国韓国からの批判に対して外国から言われる筋合いはないとか、3本の矢を放てば景気は上向くだの、威勢がよくなってきていますが、何か危うい感じがします。この政権で本当に復興は完結できるのか?
 まだまだ2年しかたっていないのです。気を引き締めてかからねばと思いました。
東京本部 市川


10周年

税理士法人優和が今年で10周年ということですが、私も今月3日で、当事務所に入社して丸10年が経ちました。(当時28歳!!)
当時を象徴する出来事として、りそな銀行への公的資金注入、実質国有化などがあり景気はかなり悪化していたと記憶してます。
自身を振り返っても最初の1年は無我夢中でしたがその後は本当に早かったの一言です。
もうまもなく40歳ですが、1年1年を大切にしていきたいものです。
埼玉本部 菅


医業経営マガジン NO.263 平成25年4月23日発刊(PDF)

1.医療情報ヘッドライン
  風疹感染、今月1 週間で460 人に拡大
  首都圏と関西中心に勢いさらに増す
  ────────────────── 国立感染症研究所
  勤務医の働き方を分析・改善ツールで支援
  日医「勤務医の健康支援に関する報告書」公表
  ───────────────────── 日本医師会
2.経営TOPICS
  統計調査資料
  介護給付費実態調査月報(平成25 年2 月審査分)
3.経営情報レポート
  補助金・優遇税制を活用
  「サービス付き高齢者向け住宅」の手引き
4.経営データベース
  ジャンル:人材・人事制度 サブジャンル:賃金制度
  基本給の改定
  賞与体系の変更
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医業経営マガジン NO.262 平成25年4月16日発刊(PDF)

1.医療情報ヘッドライン
  再生医療 リスク別の規制など盛込んだ案
  厚労省案 iPS細胞等用いた高度医療に安全策
  ───────────────────── 厚生労働省
  大衆薬ネット販売にかかる新ルール検討会
  部分解禁か、全面解禁かが焦点に
  ───────────────────── 厚生労働省
2.経営TOPICS
  統計調査資料
  病院報告(平成24 年12 月分概数)
3.経営情報レポート
  平成24 年決算データからみる
  診療所の経営実績報告
4.経営データベース
  ジャンル:医業経営 サブジャンル:アンケート調査の実施
  患者アンケート調査の目的
  患者アンケート調査実施のポイント
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医業経営マガジン NO.261 平成25年4月9日発刊(PDF)

1.医療情報ヘッドライン
  患者らからの暴行・暴言 4割超経験
  東京都内の私大病院11 施設の「院内暴力」実態
  ────────── 私立大学病院医療安全推進連絡会議
  耐震改修状況調査による24 年病院耐震化率
  病院全体で61.4%、災害拠点病院等で73.0%
  ───────────────────── 厚生労働省
2.経営TOPICS
  統計調査資料
  最近の医療費の動向(平成24 年10~11 月号)
3.経営情報レポート
  職員の意欲を向上させる
  クリニックの人事評価・賃金システム
4.経営データベース
  ジャンル:業績管理 サブジャンル:業績管理と予算管理
  成果報告のポイント
  支出予算制度のポイント
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企業経営マガジン NO.305 平成25年4月23日発刊(PDF)

1.ネットジャーナル
  Weeklyエコノミスト・レター 2013年4月19日号
  米経済指標悪化で先行き不透明
  ~増税・歳出削減の影響を警戒
  経済・金融フラッシュ 2013年4月19日号
  中国経済:最近の住宅価格の動き
  ~3月は大都市を中心に上昇、史上最高値を更新中
2.経営TOPICS
  統計調査資料
  平成25年4月 月例労働経済報告
3.経営情報レポート
  品質向上、コストダウン、業務効率化を実現する
  業務改善の進め方
4.経営データベース
  ジャンル:営業拡大 サブジャンル:マーケティング
  地域限定の商品開発・販売
  口コミマーケティングの実践方法
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企業経営マガジン NO.304 平成25年4月16日発刊(PDF)

1.ネットジャーナル
  Weeklyエコノミスト・レター 2013年4月12日号
  家計のインフレ期待をどうみるか
  経済・金融フラッシュ 2013年4月11日号
  3月マネー統計
  ~マネタリーベースが急増、投信はプラス圏に急浮上
2.経営TOPICS
  統計調査資料
  月例経済報告
  (平成25年4月)
3.経営情報レポート
  法改正の正しい理解で労務トラブルを防止する!
  平成25年度労働2法改正への対応策
4.経営データベース
  ジャンル:経営計画 サブジャンル:経営戦略
  競争戦略とは
  水平統合と垂直統合
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企業経営マガジン NO.303 平成25年4月9日発刊(PDF)

1.ネットジャーナル
  Weeklyエコノミスト・レター 2013年4月5日号
  金融市場の動き(4月号)
  ~期待先行相場の終焉と円相場の行方
  経済・金融フラッシュ 2013年4月5日号
  4月ECB政策理事会:
  問題は不確実性の高まりと信頼感の欠如
2.経営TOPICS
  統計調査資料
  景気動向指数
  平成25年2月分(速報)
  
3.経営情報レポート
  増加する労務トラブルに対応できる
  就業規則策定・見直しの実務
4.経営データベース
  ジャンル:人事制度 サブジャンル:賃金制度
  賃金体系の特質
  能力主義人事におけるベースアップ
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重要性の原則

「重要性の原則」という会計方針があります。
これは、会計処理上で質的重要性と量的重要性という観点から、
その事業者の内容・規模等を総合的に勘案して、厳密な会計処理
ではなくても簡便的な処理・表示を認める。というものです。
我々の日常生活の判断や選択の基準も質的・量的重要性で判断
していることが多いのではないでしょうか?
その時の気分で判断していることも多そうですが、、、、
しかし、重要性の原則は、効果が期待できないと思われることに
労力をかけることを省くためであって、安易に「まぁいいか」
といった感覚の処理で良いということではないので、ご注意を。
茨城・沼尻


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