内閣府公益認定等委員会の常勤委員として新制度の確立に尽力された公認会計士の佐竹正幸先生の研修会に参加してきました。
佐竹先生が優和グループの顧問になって下さったご縁で、今回このような機会をもつことができたのですが、優しく穏やかな口調でわかりやすい説明をしていただき、公益法人制度改革に対する靄が晴れたようでした。
何度も聞いたり勉強したりで、よく知っているハズの公益法人制度の概要も佐竹先生にかかると、こんなに簡単だったのかと思えるほどで、制度の根本をスッキリと理解することができました。
今回の研修会で学んだこの制度の根本に立ち返って考えることで、今後難しい問題に直面しても解決できるように思います。
京都本部 枡岡
公益認定委員会メンバーの一人であった公認会計士 佐竹正幸氏が税理士法人 優和の 顧問になられ 今回の公益法人制度の趣旨概略を聞く機会がありました。
当初 公益認定制度が始まり、その内容がわかり始めたとき 多くの関係者は 収支相償や事業費率などの数字による条件、公益事業、収益事業の区分分けの仕方など非常に厳しいものと感じたはずです。
その上、認定が取り消されたときには資産の譲渡などがあると知るに至り、未だ 申請に二の足を踏んでいる財団も多いのが現状です。
会社法を作成したメンバーを中心に法整備やFAQが作られていることもあって、一見 難しく思えてしまうが、その条件はかなりゆるいものであるはず、要は考え方の問題の部分が多い との話を聞いていると確かに 小さな部分にこだわり過ぎていることに気づきます。
その他にも 目からウロコ 状態で、非常に有益な時間でした。
認定委員会も内容をよく理解せず、難しいものだと煽るコンサルタントが多いことに苦慮しているとのこと、すでに何件かの公益認定を受けた他の公認会計士の方も、会計事務所が係わる認定申請は非常に信頼性が高く、喜ばれると言われていました。
まだまだ、多くの財団法人が 申請していない現状 われわれが活躍できる場面があると思います。
京都本部 吉原