優和スタッフブログ

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親子愛

先日、京都の南部にある公園に家族で遊びに行きました。数家族が各自遊んでいたのですが、しばらくすると女性が大きな声で怒っている声が聞こえました。その方向を見ると、両親が子供に自転車を教えていました。私たちはバトミントンを楽しんでいたのですが、その最中にも両親が子供を怒る声がいっぱい聞こえてきました。休憩中に、子供が自転車を練習しているのを見ていたのですが、一言も文句を言わないで、ひたすら親に怒られながら、自転車が倒れても倒れても起き上がり練習をしていました。周りからは、気の毒にしか見えなかったのですが、最近ではなんでも学校のせいにしてしまう親が多い中で、これだけ一生懸命子供に教えているのは偉いなと思いました。ただ、少しやりすぎかなとは思いましたが。しばらくすると子供が一人で結構乗れたので、私も心の中で拍手を送ったのですが、あれだけ怖かった母親が子供を抱きしめてあげてすごくほめてあげていました。子供は号泣し、私ももらい泣きしてしまいそうでした。しかしまた、公園一周するまで今日の晩御飯はないでとまた練習を続けました。暗くなってきたので、私たちは帰りましたが、まだその親子は練習しており、その夜、子供が晩御飯にありつけたかは定かではありません。
京都本部 中村


東京新名所 スカイツリー

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東京国立博物館に長谷川等伯を鑑賞に出かけてきました。
入場制限で正門から平成館までに入場する為に並んでいたところ
新しい東京の景色を発見しました。
本館と平成館の間から建設中のスカイツリーを望むことができます。
3月末には東京タワーの高さ333メートルを越します。
完成後はどんな景色に変わるのでしょうか。楽しみです。
東京本部 本多


お彼岸

 先週末から、お彼岸を迎えた。日本独自の仏教行事である。
私も田舎に帰り、お墓参りをした。お墓の周りをきれいにして、手を合わせ、ただいま!と呟いた。子ども達も水を汲み、お墓をきれいにし、手を合わせていた。
 私と同じように、家族で帰省し、子ども中心にお墓のお掃除をし、周りは、にこにこと見守っている、そんな家族がたくさんだった。お墓を出る時には、他の家族に褒められる、子供達の嬉しそうな、笑顔もいっぱいで、コミニティー広場のような、空間だった。みんな、見守ってくれているんだ!そんな感じがする。
そして、今回は、悟りの世界に至るために、仏教には六波羅蜜の教えについて、話をした。以下である。
布施(ふせ)・・・他人へ施しをすること
持戒(じかい)・・・戒を守り、反省すること
忍辱(にんにく)・・・不平不満を言わず耐え忍ぶこと
精進(しょうじん)・・・精進努力するこ
禅定(ぜんじょう)・・・心を安定させること
智慧(ちえ)・・・真実を見る智慧を働かせること
なかなか、出来ない事ばかりである、でも、時々は、思い返して、反省し、前を向いて、しっかり歩いて行こうと思う。
京都本部 下田


ストロー効果

週末 車で走っていると、滋賀の甲南で「首都機能移転を」という看板を久しぶりに
見て、びっくりした。
岐阜にもあったので、日本全国にあるんだろう。
現実的には道州制と州都議論がある。
この新たな動き(といっても軽く10年はやっているが)でさえも、地域内にミニ
東京を作る発想しかないことにはちょっと反発したくなる。
逆に言えば、過去の列島改造を見るまでもなく、都と呼ばれるものが周りのすべて
を吸い取っていくことを考えれば、仕方のないことかも知れない。
商業の盛んな地域とは意識的に州都を外すことで過度の集中を避けられると思うけ
れども小さな声でしかない。
東海道新幹線ができたことが凋落の最大の原因といわれる大阪の橋本知事は、大阪
の再興にやっきになっている。 州都も当然という雰囲気は周りにもある。 
これ以上吸い取られるのは我慢できないとばかりに中央へも噛み付いている。
この点、京都はのん気かもしれない。飲み屋で「あんなもの御所じゃない、江戸城
だ」といってるくらいで、はなから別の道を進んでる。
すべての道は福岡に通ずる九州は、福岡以外の落ち込みが大きい。三本の橋が通じ
た四国は全体的に過疎化が進んでいる。 
そんなことを考えながら紀伊半島方面まで進むと、次は「紀勢自動車道早期開通を」
という看板が出てくる。 実際に、伊勢からは結構南まで進んでいる。和歌山側から
は田辺まで来ている。後は陸の孤島と言われる尾鷲から新宮・白浜方面が残るばかり。
結構な山の中を工事が進んでいる。
あの地域は、それぞれ海辺に小都市があって、それなりに成り立っているが、この
高速道路の開通が一気に本格的な過疎地域への始まりになるのは目に見えている。
地域の生活にとって移動の制約になってきたものが開放されることで、本格的に
都市部に吸い取られることになる。
お金を落とす宿泊客には、交通の便はあまり関係ない。
開通を当て込んでホテルなど開業しようものなら、破産一直線。
開通を心待ちにしている旅館にとっては皮肉な結果になりそうな予感がする。
確か、国際観光都市会議を開催する奈良は、宿泊施設がなくて困っているらしい。
意外にも奈良は、宿泊施設の部屋数は全国最下位クラス。 
都市部との交通の便が良くなるとはこういう結果をもたらすことになる。
京都本部 吉原


明治人の気骨

 昨年末にNHKで放送された「坂の上の雲」といい、
今年の大河ドラマの龍馬といい、このところ幕末から
明治にかけての近代日本草創期が話題になることが
多くなっているような気がします。それは元気のない
最近の日本と無関係では無いのではないでしょうか。
それまで藩が最大の帰属単位だったところ、初めて
「日本人」であることを意識すると同時に、外国の
侵略を防ぐために奔走した幕末。時代が変わってから
は、世界の一流国に追いつくために国民が一丸となって
邁進した明治と当時の日本は貧しいながらも活気に溢れ、
人々は今の時代より必死に生きていたような気がします。
閉塞感漂う今の時代だからこそあの時代に憧れる人が増
えてきているのではないでしょうか。
 と、確定申告の最中、現実逃避しながらそんなことを
考える今日この頃です。
             京都本部 古吉


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