先日、「海外に住むフリーランスに翻訳料を支払う場合について、源泉所得税を引く必要があるか?」という問い合わせをいただきました。答えはイエスで所得税の源泉徴収をしなければいけないのですが、その理由に著作権法が関わってきます。
論文などを翻訳した場合には、その翻訳文は二次的著作物に該当します。「二次的著作物」とは、著作権法第2条第1項第11号に規定されており、「著作物を翻訳し、編曲し、若しくは変形し、又は脚色し、映画化し、その他翻案することにより創作した著作物をいう」とされています。翻訳は通常買取契約となっており、支払う翻訳料はその著作物の権利の譲渡対価であることから、所得税法に規定する使用料に該当し、源泉徴収をしなければならないというわけです。改めて著作権法を確認し、世の中は著作物だらけだということに驚かされました。
京都本部 枡岡
台湾にある故宮博物院に行ってきました。ここは、中国の国宝が展示されていて、世界4大博物館の1つに数えられています。所蔵品の数は約65万点あり、入れ替えがあります。全部の所蔵品を見るのに10年かかると言われています。
展示品の中で特に有名な至宝が2つあります。1つは、「翠玉白菜」という翡翠で出来た白菜です。白菜に子孫繁栄を象徴するキリギリスとイナゴが付いています。翡翠本来の緑と白色の部分を活かして、彫られています。もう1つは「肉形石」という石で出来た豚の角煮です。石とは思えないほど、本物そっくりです。
個人的に一番感動したのは、「彫象牙 透花人物套球」という多層球状の象牙細工です。透かし彫りの球の中に一回り小さい球が入っていて、それが何と21層にもなっています。しかも全てが回転するそうです。3代120年かけて完成した、驚異的な秘宝です。神業的な技術に本当に驚きました。他にも、虫眼鏡で見ないと分からないくらいの細かい彫刻品など、目を見張る宝物がたくさんありました。
ミュージアムショップも充実していました。一番人気の翠玉白菜をモチーフにした物やレプリカなど、種類がたくさんあり、見応え十分です。
休憩に茶芸館「三希堂」でお茶を飲みました。店名は清の乾隆皇帝の書斎の名にちなんでつけられたものです。メニューには皇帝が愛飲した三清茶、凍頂烏龍茶、北京の宮廷菓子、点心などがあります。お茶はポットでサーブされ、お湯の注ぎ足しをしてもらえるので、何杯も飲みながらくつろぎました。
モダンチャイナの空間の中で、中国の歴史~新石器時代から明、清時代に至るまで~に触れられる素晴らしい場所です。
京都本部 脇田
歴史的文化都市として有名な京都ですが、その夜景もまた素晴らしいものです。
京都の夜景で1番に名前が上がるのは「将軍塚」だと思います。「将軍塚」とは東山区と山科区の境目あたりにある山の上にあり、京都市内を一望出来る展望台となっています。昼間の景観も然る事ながら、夜は京都市中心部の夜景を満喫出来るスポットになります。
さて、その「将軍塚」ですが、夜間も展望台付近には夜景を見に来る多くの人で賑わっておりますが、そこからさらに奥の方へ数分歩くと「将軍塚大日堂」があります。ここは天台宗では有名な「青蓮院門跡」の飛地です。その中には大きな庭園があり、春は桜、秋は紅葉とそれぞれの季節感を味わえる場所ですが、1年に数回だけ「夜の特別拝観」が実施されます。実はこの大日堂の中には鉄骨製の大きな展望台があります。ここから見る夜景は冒頭に紹介した一般的に「将軍塚の夜景」と呼ばれている所とは一風変わった夜景を楽しむことが出来ます。
毎日見れる夜景ではないので、もしその機会に遭遇したらぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
京都本部 太田 芳樹
東京都では2013年に「第68回国民体育大会 平成25年東京国体」
の開催を予定しています。
正式競技37競技、公開競技3競技、が行われる予定で競技会場が東京都中に散らばっています。
江戸川区の競艇、伊豆の大島で相撲(国技館の利用はないの?)、、、
地区と会場の関係など考えると面白いものが見えてきます。
ちなみに事務所のある港区はなぎなたです。 事務所から近い田町の「港区スポーツセンター」が会場になっていたりします。
港区の広報に、実はなぎなた教室の紹介が掲載されていたりしてこれは納得してしまいました。
東京国体の会場地区町村配置図 http://www.tokyo-kokutai.jp/place/index.html
デモンストレーションとしてのスポーツ行事には
3B体操・キンボール・インディアカ・躰道・ネオテニスなど初めてきくスポーツがかなりありました。
みなさんご存知ですか?
東京本部 本多