コッペパンが好きだ。そう、パンに真横から切り目を入れてジャムとマーガリンをはさんだだけのいたってシンプルなあのパンが。たいていのコンビニに置いてある。他のパンが売り切れてしまっていてもいつも売れ残っている。新商品とかポイントのシールとかが貼ってある商品たちを横目にして、たいていは陳列棚の下のほうの段の目立たないところで買い手が来るのを待っている。こんなパンを買うのは僕ぐらいだろうな、と思いつつも、いまだに姿を消さないところを見ると、意外と買い手はいるのかもしれない。たとえカレーパンの具が多くなっても、メロンパンがマスクメロンパンに変わっても、何も変わらない。ふと包みを見たら「超ロングセラー商品」と書かれていた。他に書くこともないのだろう。そう言えば7、8年も前にある人から、「健ちゃん(僕のこと)は個性がないっていう物凄く強烈な個性の持ち主だよね」って言われたことがある。今思えば自分もコッペパンみたいなものかな(笑)。取り柄はなくても長く人に好かれる人になれたらいいと思う今日この頃でした。
松山本部 坂野
恥ずかしながら、今年9月に右足首靭帯を損傷し、約1ヶ月の間は松葉杖生活を送っていました。今では普段通りの生活が出来ていますが、思ったよりも完治に時間がかかり、顧問先様をはじめ様々な方に御迷惑をお掛けしました。
「怪我の功名」とはよく言ったもので、そんな生活の中でも多くの発見があり、また、周りの方々の優しい心遣いを受け、改めて感謝することの大切さを感じました。
松葉杖生活の間もバスケットボールの試合があり(当然試合には出場出来ませんが)、裏方でチームの役に立とうと、対戦する選手の癖や対策などを調べたり、ベンチで声を出したりしていました。
後で考えると、「どういう状態であろうと何かできる」ということに気付きました。当たり前!!と笑われるかもしれませんが、この経験をプラスの方向に活かす為にも、自分に今出来ることを考えて行動し、顧問先様や事務所のお役に立てるよう仕事をしていきたいと思います。
完治までの間、御世話になった皆様方、ありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。
京都本部 大林 勲生
夏の終わりに、知り合いに農業をされている方がいて、その手伝いをしました。
「にんにくの種を植える」作業です。
まさしくあの「にんにく」の皮をとって、中のかけらをばらばらにしたものを
ひとつひとつ畝に植えていきます。
1,000個以上はあったでしょうか…
その日は時折激しく雨が降るあいにくのお天気でした。
全身ずぶぬれ、長靴の中までどろどろになりながら、腰をかがめての作業です。
とても過酷でした。
翌日、からだが悲鳴をあげておりました。
しかし、私たちの口に入る野菜はこうやって農家の方が大変な思いをして
やっとできるのだと改めて思い知らされました。
貴重な体験でした。
この前、畑を見に行くと、にんにくたちが一斉に芽を伸ばしており、ほっとしました。
が、雑草がたくさん生えていて、これを引っこ抜くのがまた大変!
はじめは楽しく話しながら作業していたのですが、みんな最後には無口になっていました…
無事収穫できる日を祈るばかりです。
松山本部 渡辺