Angkor遺跡にて
クメール建築の傑作アンコールワット。
12世紀前半30年余りの歳月をかけて建築。
アンコールとは王都、ワットとは寺院。
今、自然損傷、内戦、略奪などの痛みが激しい。
見た目は、すりへっている。
今回は、印象に残った写真を掲載しました。
東京本部 TOM
私の地元滋賀では、山が色付きはじめ秋の深まりを感じています。
毎年この時期になると、カメラを片手に京都、奈良など紅葉がきれいなところに写真を撮りに行きます。去年は紅葉する前に葉が散ってしまいあまりいい写真を撮ることができませんでした。
また、観光地で写真を撮っていると、私の使っているカメラ(約40年前の日本製)が懐かしいようで、年配の観光客の方によく声をかけられることがあります。中には、「懐かしいので一枚写真を撮らして」といわれることがあったり、声をかられた方と一緒に観光地をまわったり、カメラ一つでいろんな出会いがあります。今年も出会いと紅葉を楽しみに
出かけたいと思います。
今年は、地元滋賀の永源寺に行ってみようと思っています。
全国ネットのテレビ番組などで紹介されており、有名なところのようでこの時期になると、観光客でいっぱいになります。
http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=1243&ref=&ym=200612
(HP;社団法人びわこビジターズビューロー)
京都本部 福永
何かと聞く言葉ではありますが、今回の社員旅行のときほど実感したことはなかった気がします。
社員旅行がアンコールワットと決まり、事前に「暑い」とか「雨季にあたるので蒸し暑い」とは聞いてはいました。日本だって梅雨時は蒸し暑いし、何とかなるさとかなり軽く考えていました。
甘かった・・・・・日本の梅雨時だって、ここまで蒸してない!!パンフレットや雑誌で見たよりはるかに
見事な彫刻の彫られた、広大な遺跡の中を歩き回っているとあっという間に汗だくに・・・。サウナの中でウォーキングをしているような、そんな気分でした。(経験したことはないですが。流行のホットヨガのスタジオがこんな感じなのかも・・・)
遺跡の見事さも印象に残っているのですが、もう一つ個人的に印象に残ったのが「暗闇」です。都心部に暮らしていると、夜といってもあちこちに街灯やら家の明かりやらがあるので歩くのに不便はないのですが、カンボジアでは電力が不足しているそうで道路のそばの街灯も半分しかついていませんでした。
が、それでも灯りがありました。とある寺院の急な階段を登り降りし、その後夕焼けを見にそこから離れた丘目指していったのですが・・・・。舗装されていない、片側が崖の狭い道をみんなで必死に登りました。急な階段をのぼって丘の上の遺跡にたどり着いたときには、もう太陽はほとんど沈みかけていて
辺りは暗くなっていました。もちろん灯りになるようなものは何もないので、隣にいる人の顔もよく見えなくなっていました。
登ったのですから、当然降りなくてはいけません。街灯もない、舗装されていない山道を今度は必死に降りました。ガイドさんの持っていた懐中電灯だけが頼り。しかも頭上は木がびっしり生えているので、月も星も見えません。たとえ出ていたとしても、あの暗闇では見る余裕もなかったと思いますが・・・。あんなに必死に歩いたことは、今までなかった気がします。
ホテルに戻って一息ついてから思ったのは、無事に帰ってこられて良かった・・・というほっとした気持ちと、こんなに蒸し暑いジャングルの中にあれだけの規模の遺跡を築いたなあ、ということでした。その当時の人たちの信仰心の篤さや、権力者のすごさも実感しましたが、 「蒸し暑い」と「暗闇」とはこういったことか、というのを実感した社員旅行でした。
東京本部 中島