皆様は「京の名工展」をご存知でしょうか?
京都府では、永年に渡り伝統産業に従事し、優れた技術をもってその発展に寄与されてきた名工の方々の作品を集めた展覧会を実施しています。
昭和36年度から毎年開催され、今年は10月末に開催されました。
実際に京の名工の方からの薦めもあり、今年初めて行ってきました。
会場内は、刺繍・織物・扇子・印刻・陶磁器・京人形など100点以上の京都らしい作品に満ち溢れており、想像していたよりもずっと多くの人々が食い入るように作品を見ていました。(写真撮影不可の為、皆様にお伝え出来ないのが残念です。)
そこで感じたのは、名工の方々の作品に対する熱い思いでした。
なかには、作品の説明をして下さる名工の方もいて、京都の伝統産業に直に触れ、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。
正直なところ、今まで私はこのような展覧会にあまり参加したことがなかったのですが、そんな人間でも、今回の経験でもっと京都や日本の歴史を知りたいと感じるようになりました。
是非、皆様も来年の「京の名工展」に足を運んでみられてはいかかでしょうか。会場を後にする時には、この気持ちを誰かに伝えたい、そんな思いでいっぱいになることでしょう。
京都本部 大林
朝晩の冷え込みもそろそろ厳しくなってきた今日この頃、京都の町中
では紅葉の色づきも今ひとつの感がありますが、11日より清水寺の
夜間特別拝観が始まりました。
ライトアップされた境内は紅みが少なくともなかなかのものです。私も
6、7年前に一度拝観しましたが、鏡面の様になった池に写り込んだ
景色がとても美しかった事を覚えています。
この時期、清水寺の他にも夜間拝観を行っている寺院があります。
http://kyoto.jr-central.co.jp/kyoto.nsf/doc/saijiki
(京都歳時記:JR東海)
これから盛り上がろうというカップルの方々は是非お出かけ下さい。
寒さを言い訳に普段の距離を少し詰めてみられてはいかがでしょうか?
京都本部 二神幸彦