時として人は最悪の判断をするときがある
たとえばうだるような暑さの中で...
さて2年に一回の社員旅行!今年はアンコールワットへ...
12世紀に建てられた世界遺産です。
堀の向こうには均整の取れた塔が立ち並ぶ霊廟
世界に紹介される前のジャングルの中に立ち並ぶ塔はさながらインディージョーンズの世界を想像させるものです。
アンコールワットの回廊を回り、90%以上の湿気の中で、目の前に階段?(というよりはしご)が現れ、さあ登りましょうとのガイドの声に、何を勘違いしたのか一揆に駆け上がりました。
皆さんの中で高所恐怖症の方はいりゃっしゃいますか?
おいでならご理解いただけると思いますが。
私は高所恐怖症です。でも高いところへは行くことはできます。真下を見ない限りには
アンコールワットのはしごを登りほぼ中央にきたところ、チラッと真下を見てしまいました。
あ!間違えた!
この階段はきっと角度75度ぐらいはあったのではないかと思われました。
階段の踏み台は、10センチ幅ぐらいしかなく足場も悪い。
戻ろうか!いや降りるのもむり!下からは大勢の人が追い越していく!
ここでいてもしょうがない!女は度胸だ!(高いところは度胸があっても登りたくないのが本音ですが)
ようやく登りきって、やったーと思ったところ回り(もちろん建物の外は垂直の壁)を見回すと...ああ降りなきゃいけないのです。
暑さは人の判断を狂わすのですね!これがアンコールワットにおける私の教訓でした。
東京本部 T.I
私には小学校2年生の息子がいます。ご記憶の方もおられると思いますが
昨年の12月のブログで私自身20年ぶりにスキーをし、これから長い空白
の期間を埋めるべくスキー場に足を運ぶと宣言しました。ですが実際にはあの日
を最後に一度も行っておりません。息子が行きたがらないのです。「行こう」って
誘っても「もうこりごり」って行きたがりません。「もうこりごりって、板
もウェアも一式揃えちまったじゃねーか、どーすんだ!!」と思っても
どうしても行こうとせず、結局シーズンが終わってしまいました。
この4月にスポ少で野球を始めました。将来は「甲子園球児」と親として
は夢を見つつ、希望を膨らませたのですが入って1ヶ月目には(野球の練習
がある)土、日は元気がなくなり、2ヶ月目には前の日の晩に体調が悪くな
り、結局3ヶ月もしないうち辞めてしまいました。「グローブもバットもユニ
フォームも一式揃えちまったじゃねーか、どーすんだ!!!」野球好きの父として
はそれでも諦めきれず阪神戦に連れて行ったり、盛り上がった高校野球を
一緒に見たりして何とかもう一度やらせようとしました。おかげですっかり
高校野球好き(観るのは)になり、阪神大好き(観るのが)になったのですが
どうしても自分ではやりたがらず今に至っています。
「なんだよー、誰に似たんだ、この根性なしは?プレッシャーに弱いのはわか
るけど(父親のDNAを色濃く受け継いでいるので)」と失望の日々が続いて
いました。
実は息子はもう一つ1年前より少林寺拳法をやっており、こちらは仲の良い
友達と一緒にやっているということもあり珍しく今日まで続いています。
先日大津市で大会がありなんと低学年の部で3位入賞、全国大会の出場権も獲得しました。当日の朝まですっかり忘れていて、友達のお母さんから「来ないのー」と連絡をもらってぎりぎりまで「やめとこうか」と言っていたことを考えると、「いやー、すごい、天才拳士の誕生か?でも中学生くらいになってお父さん殴らないでね。」と我が家では大盛り上がりでした。
何か取りとめもなく書きましたが以上親バカブログでした。
京都本部 古吉