最近私の頭の中にあって、プレッシャーを与えてくる悩みの種が一つありました。
それはこのブログを書くことです。
私がブログを書くのはこれで3回目なのですが、1回目・2回目と仕事関係について書いてきたんですよ。
3回目の今回も仕事関係について書こうと最初は思ったのですが、人は常に新しいことに挑戦するべきではないか、との考えがふと頭をよぎりました。
そのため今回は趣向を変えて私生活について書こうとしました。
が、
書くことが全くありませんでした。
理由を一言で表すならば、生活が地味だから、です。
日本国民はやれGo toで旅行に行っただの、鬼滅の映画を観に行って感動しただの言っていますが、こちとら「おうち時間」をずっと過ごしていますから。
強いて挙げるなら、あつ森しかしていません。
もし仮に自分の島にジュンが来てすごく興奮した、というお話をしたとしても私の熱量は伝わらないでしょうし、読者層を考えた場合「そもそもあつ森って何?」という質問が飛んで来るのが透けて見えました。
血迷った私は、明日はハロウィンというタイトルで以下の投稿をしようとしました。↓
明日はハロウィンなので今日中にお菓子を買いためて、家でごろごろしながらお菓子を食べようと思います。
1文だけでどうしようもなかったので、とりあえず配色をハロウィン仕様にしてみました。
これを投稿する前に、一応とある方に見せてみたのですが、
「これはなかなかだね」(まずいね)
という話になり、私は頭を抱えることになりました。
私は自問自答をしました。
なぜこんなにも書けないのか、なぜこのブログで産みの苦しみを味わっているのか 。
とりあえず普段の生活を振り返ってみました。
平日は朝起きて、仕事に行き、ご飯を食べて、寝るの繰り返しであり、休日は仕事があつ森に代わる。
こりゃだめだ、こんな人間に私生活のブログが書けるわけがないと思いました。
そして同時に、今私に足りていないことは「娯楽」だということに気づきました。
日々の生活に遊びが少ないんですよね。
こんなことを書くと、遊んでいる暇があるなら勉強しろとの声が聞こえてきそうですが、人って娯楽から学ぶことだってあるじゃないですか。
例えば、世の中の男性は小さい頃に週刊少年ジャンプを読んで友情・努力・勝利について学んでいる訳ですから。
そんな訳で、とりあえず手軽な娯楽として映画でも1本観て、そこから得たことをブログに書こうかなと思い、適当に録画していたものの中から次の映画を観ることに決めました。
金曜ロードショーで放映していた『プラダを着た悪魔』です。
数ある候補の中からこの作品を観ることに決めたのは、その謳い文句が、
「入社1年目のド新人がカリスマ編集長に立ち向かう!」
だったからであり、その反骨精神に心惹かれる部分があったからでした。
私はこの手の映画はあまり観ないのですが、仕事の頑張り方だとか姿勢だとか、何か学べることがあるかもしれないなと期待をしながら観てみました。
期待通り学ぶことが多い作品でしたが、実際に観終わって最初に思ったことは、「続きが気になる終わり方だな」でした。
映画の内容を簡単にご説明すると、主人公が仕事も恋愛もとにかく頑張るサクセスストーリーなのですが、最終的にこの主人公、自分が自分らしくあるために仕事辞めるんですよね。
主人公の心持とかは映画の序盤と終盤では違うのかもしれませんが、立場的には序盤と終盤で全く同じ、就活してる人に戻ってしまったんですよ。
映画は、「この主人公ならどこに行っても成功するだろう。私も主人公みたいに頑張ろう!」と誰もが思うような、綺麗な終わり方をしていました。
私もそう思う反面、「でも辞めないほうが良かったのではないか。辞めて本当に主人公は幸せになれたのだろうか。」と鑑賞後30分くらいモヤモヤと考えさせられました。
ですが考えるまでもなく、『プラダを着た悪魔』には正当な続編が小説であることを知り、その答えを得るために次の日早速書店に行って読んできました。
結論として、多分幸せではないな、と思いました。
私生活が充実し、仕事等で成功を収めたとしても、もう笑っちゃう程悩みの種が次々と出てくるんですよね。
おそらく、人間は幸せになればなるほど、より幸せになるために求めるものが肥大化していって、それが中々手に入らないために勝手に悩み事を増やしているんだなと読みながら考えたりしました。
悩みのない生活が果たして幸せかどうかと聞かれると難しいところではありますが、悩みは多いより少ないほうがいいかなと私は思います。
と、ここまでつらつらと長文で色々と書いてきましたが、今の私の悩みは、
このブログの着地点が自分で書いていて全く分からないということです。
とりあえず、今回のブログはここで打ち切らさせてください。
そして、私はもう絶対に私生活についてのブログを書かないことに決めました。
無理をせず、仕事についてのブログを、次回があれば3行程度で書ければいいなと本気で思いました。
茨城本部 三浦