一連のコロナウィルスから始まった問題、ついに経済にも影響を及ぼしつつある。
先の見えないこの多大なリスク。グローバル化したこの世界では予見されていたこと。
それに対しあまりにもリスクヘッジを怠っていたことは国として、社会として、また各個人としても大いに反省すべきであろう。
だが、その反省…反動が向かう先がポピュリズムだとしたら、それはあまりにも愚かである。
今更鎖国など現実的では無いにも関わらず、何かと排他的、排外的な昨今の風潮に乗り他者への共感や許容を失うことは避けねばなるまい。
如何にリスクを回避、低下させながら、多様で共生可能な道を歩んでいけるのか?
グローバリズムとポピュリズムの狭間で我々に課せられている問は存外に大きなものだと心したいものである。
東京本部 本多