ブランド総合研究所が発表する「地域ブランド調査」で、魅力度最下位にランキングされた茨城県。
過去の調査結果も2009年から2011年まで3年連続の最下位、2012年は最下位ではなかったものの46位のブービー賞、そして2013年は最下位に返り咲いたという、ダントツの無魅力県の冠を戴いております。
その汚名を雪ぐべく県が作ったスローガンが件の「なめんなよ♡いばらき県」だそうです。
私個人は最近このスローガンと共に「魅力のない県いばらき」的な扱いでテレビ番組に取り上げられていたことで知ったのですが、実は7月から県はポスターやバッジ、シールなどを作製してキャンペーン活動をしていたとのこと。
全く知りませんでした(汗)。
さて、茨城本部は茨城県古河市に事務所を構えております。
茨城県の中でも古河市を含む県西地区は茨城というよりは栃木・埼玉に隣接している土地柄か、茨城県内に目を向けるよりも、栃木や埼玉、東京に向きがちで「茨城って何があるの?」と尋ねられてもなかなか答えられません。
そんな報道があったから、という訳ではありませんが週末水戸へ遊びに行ってきました。
自宅から水戸まで2時間半ほどかけて車で移動し、実は水戸で有名だというスタミナラーメン をいただきました。
醤油ベースの野菜餡(カボチャやレバーなど独特の具材)をラーメンの上に掛ける「ホット」と冷水で絞めた麺に掛ける「冷やし」があり、麺は大盛りから〇玉(食べる分の数量)でオーダーできます。
独特のシステムでとても面白いと思いました(勿論味も美味しかったです)
水戸駅からは水郡線というワンマン電車に乗りました。
のんびりとした田園風景の中を二両編成の電車で移動します。途中駅は全て無人駅で、線路と駅舎が改札で隔てられていない小さな違和感が新鮮で興味深かったです。
那珂市にある酒蔵で手作りビール体験(今年二度目)を行い、再び水郡線で水戸駅へ。
地元の人に人気という居酒屋で納豆料理(笑)をいただき、その日は水戸市内に宿泊。
翌日は朝食を兼ねて那珂湊のおさかな市場へ行き、朝からかなりボリュームのある海鮮丼をいただき、新鮮な魚や干物を買いました。
津波の爪痕が所々に残るものの、市場は活気と人出を取り戻していて8時台だというのに沢山の観光客で賑わっていました。
帰りは少しより道をしてつくば市の学園都市~筑波山を経由しました。
黄金に色づく並木道や、絨毯のように鮮やかに彩られた筑波山で紅葉も満喫できました。
実際に目を向け、赴いてみればそれぞれに茨城県らしい色や姿を感じられることがわかりました。また機会を作って県内探索に出かけてみたいなと思いました。
…まあ、「で、結局茨城の見どころはどこなの?」と問われると答えに窮してしまうのは否めませんが(笑)。
茨城本部
香川