優和スタッフブログ

福島第一原発

政府が昨年暮れに第一原発の事故収束宣言を出してから早半年が過ぎようとしています。
ところが現在でも非常に危険な状態が進行中であることが明らかになってきました。
今もっとも危惧されることは4号機の使用済み燃料プールにあります。
昨年の大震災で原子炉建屋が激しく損壊し、今後の余震等で亀裂が入ったり、建屋が倒壊
しプールに水がたまらない状況になってしまったら、何の防壁の無い全くむき出しの状態
で放射能が大量に大気中に拡散し、人類史上最悪の・・・・になると専門家は言います。
燃料棒の回収作業は非常に難航して早くて来年の12月以降とのことです。
今世界中が福島4号機に注目しています。その影響は地球規模になるからです。
我々はこれ以上の損傷が起きないことをただひたすら祈ることしかできません。
こんな危機迫る状況におかれた中で他の原発再稼動の議論はありえないと思います。
政府は消費税増税よりもまず福島事故の「完全」収束に全力を傾注すべきです。
未来の生命の幸福のために・・・
清水


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