皆さんはブリーダーと聞くと某メーカーのドッグフードのCMで有名なように、
犬のブリーダーを想像されるかもしれません。
しかし、私がブリーディングを行っているのは、カブトムシとクワガタムシです。
今年の夏に自宅近くで採集したコクワガタは今でも元気に活動していますし、
メスのカブトムシから生まれた卵は幼虫となり、日々スクスクと育っています。
きっかけは、去年の夏にホームセンターで長男にせがまれて購入した1匹のオスの
カブトムシでした。それまでは全く気にしていなかったのですが、自宅のすぐ近くに
クヌギの林がありそこで簡単にコクワガタを採集できたこともあり、今では息子達
以上に親である私が楽しんでいます。
この8月には私を含む京都本部の有志3人で京田辺市の森に昆虫採集にも出掛けて、
少年時代にタイムスリップしたような楽しい時間を過ごしました。
(約3時間で十数匹のカブトムシ・クワガタムシを採集しました)
現在、京都本部の一部の職員の間で、カブトムシ・クワガタムシのブリーディングが
秘かにブームになっています。
(うちのヘラクレスオオカブトの幼虫はこれぐらい大きくなって斑点が出てきたとか、
うちのコクワガタが2匹羽化したとか報告し合っています。)
最近はホームセンターやインターネットで容易に昆虫を購入できるようになりました。
そんな時代だからこそ、子供たちには自然の中で生きている昆虫を見て欲しいと強く
思います。幸いにして、私の住んでいる京都府宇治市はまだまだ自然が溢れています。
かなり早いですが、来年の夏の昆虫採集の計画を立てつつ、羽化したカブトムシを
自然に帰してやろうと考えている今日この頃です。
京都本部 後藤