九州、四国地方でやっと梅雨明けしたそうです。昨年より9日から11日も遅いとのこと。
梅雨明け以降、太平洋高気圧に覆われ連日暑い日が続いています。
松山では、毎夏水不足が心配されますが、今年は大丈夫なようです。
瀬戸内海の地域は降雨量が本来少なく、塩田跡もよくみられ、古くから水不足に苦労してきました。
しかし、水不足は単なるローカルな問題ではなくなってきているようです。
大規模な水不足は世界各地に広がっているとのことです。
「地球温暖化」は皆さんご存知のことだと思います。北極圏では温暖化が急速に進み大量の氷が融けだしているのとは裏腹に、乾いた温暖な地域では、気温が上がるにつれて水の蒸発量も増加するため、世界の乾燥した地域はさらに干上がってしまっています。
また、大きな原因の一つに、過剰な地下水の汲み上げがあげられます。今日多くの国々で地下水位が低下し、水不足が急速に広まっているといいます。中央アジア、中東、北アフリカのほとんどすべての国が、また、インド、パキスタン、アメリカ、メキシコ、更には中国までも水不足が進行しているといいます。
「水」は必要不可欠の資源。それが不足するということは大変なこと。水不足による食料不足や水紛争なども起こっているとのことです。
「節水」などと悠長な事を言っている場合ではなく、自分達の子供が豊かに未来を生きる為に、一人一人がそして世界が真剣に取り組むべきではないでしょうか。
今一度「水」について考えてみては如何でしょうか。