今年は例年になく寒い日が続きます。
ここ京都も1年において2月が一番底冷えのする本当の京都を味わえる季節です。
今年は特に新しいイベントがあります(2月4日から3月4日までの毎週土曜日)。
「一見さんお断り」の伝統を守り続ける京都五花街のお茶屋で一夜だけ遊ぼうと
いう企画です。
たとえば、歌舞伎の仮名手本忠臣蔵にも登場し、新撰組の近藤勇も遊んだ創業
100年を越す格式の高い祗園甲部の「一力亭」、宮川町の「駒屋」、先斗町の「
井雪」、上七軒の「中里」、祇園東の「田中菜美」いずれのお茶屋も京都に住んで
いる者でもなかなか入れないところです。
芸舞妓3人から10人が「祇園小唄」の演奏と舞を披露し、観光客は京料理を味
わい、独特のジャンケンなどお座敷遊びで2??3時間を過ごすというプランです。
費用は、お座敷料金として料理仕出し代や芸舞妓への花代などで一人4万から
6万円と高額だったにもかかわらずキャンセル待ちが50人もできる状態だそうで
す。
この企画は来年以降も継続され、冬の京都の新しい名物になりそうです。
花街は夢の世界、独特の風情と踊りを一度はいってみたいものです。
(税理士法人優和京都本部・・・・・T.A)