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DEPAPEPE

「DEPAPEPE(デパペペ)最高!」
もう何週間になるだろう。少なく見積もっても一日に一回はこのフレーズを口にしている。
ご存知ない方のためにDEPAPEPEについて簡単にご紹介しておくと、彼らは神戸出身の若手ギタリスト二人組みで、基本的にアコースティックギター2本だけで楽曲を演奏し、歌はない。要するにインストバンドである。結成は2002年、私がDEPAPEPEを初めて聴いたのは2004年の夏、アルバム「sky!sky!sky!」が発売された時だった。元来歌の入った音楽をあまり聴かず、ジャズ・フュージョン・ボサノバ等の楽器のみの音楽を好む私がDEPAPEPEを聴くようになるのはある意味自然なことだ。自分自身ギターを弾くし、三度の食事以上にギターの音が好きなものだから、必然的に聴く音楽もギターメインのものが多い。ジャズで言えばジム・ホールやバーニー・ケッセル、ジョー・パスやパット・メセニーやラリー・カールトン、フュージョンで言えばカシオペアや天野清継やアール・クルー、ボサノバでは何と言ってもジョアン・ジルベルトが大好きだ。いずれも超一流のギタリスト達だしその楽曲はどれも非常に完成度が高い。でもこの3年ほどの間に私がDEPAPEPE以上に繰り返し聴いた音楽はなかったように思う。今触れたギタリスト達に比べれば、DEPAPEPEは決して技術的に難しいことをやっていないし、楽譜を買わなくても聴いただけである程度はコピーして演奏することができる。中高生の間でスコアがよく売れているということからも、いかに練習すれば誰でも弾けるようになるかが分かるし、本人達もそのことを認めていて喜んでさえいる。DEPAPEPEの魅力はどこにあるのかと考えてみると、彼らが自分達の音楽を心から楽しんでいるというところにあるように思う。聴いているこちらが自然と笑顔にさせられる。メロディも美しいし、時には激しい曲もあるけれど、彼らがギターが大好きで音楽が大好きで演奏してて楽しいという気持ちが素直に伝わってくるから、何度聴いても飽きないのかなと思ってしまう。私は美術のことがよく分からないから美術館はどちらかと言うと苦手だけれど、園児や児童たちが描いた絵は何時間でも見ていられる。見ていて楽しいから。この「楽しい」はとても大切なことだと最近よく思う。DEPAPEPEは決して幼稚なことをやっていないし、音楽的にもしっかりしているから例えが悪かったかもしれない。でも音楽に限らず、「楽しいかどうか」はどんなことをするにしても大切な指標ではないだろうか。もちろんそれだけでもないのだろうけど。難しければいいっていうものでもない。高価であればいいという訳でもない。そんなことを考えながらたぶん今日も「DEPAPEPE最高!」とか言うに違いない。

松山本部 坂野

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